金の刻印が示す意味と種類を徹底解説!

金の刻印は何のためにあるの?

一般的に、貴金属の製品には刻印が打たれています。
刻印はその製品の品質や真贋を証明するために入れられています。

刻印の意味や種類を知っておくと、貴金属の価値判断がしやすくなるでしょう。
この記事では、貴金属の刻印の意味や種類を解説します。

ぜひ、お手持ちの金製品と照らし合わせながら読み進めてください。

刻印の場所はどこにあるのか

さっそく自分が持っているジュエリーの刻印を見てみたいけど、
どこにかいてあるのかわからない方、この記事を読めばきっと刻印が見つかるはず!

💎ネックレス、ブレスレット
 →ネックレス、ブレスレットには引きわをひっかける、プレートと呼ばれる部品があります。
  上記の種類のジュエリーにはその部品に刻印があることが多いです。

💎指輪
 →内側に刻印がある場合が多いです。レンズなどを使ってご確認ください。 

💎ピアス
 →ポスト(差し込む部分)に小さく刻印が施されている場合が多いです。

どの宝飾品にも言えることですが、どれもとても小さく刻印が入っておりますので、
レンズなどを用いてご確認くださいませ。

刻印の表記のされ方

宝飾品に施されている刻印にはそれぞれに意味があります。
よく使われている表記の仕方として、大きく分けると2通りあるのをご存知でしょうか?

①24分率
→24分率とは、全体の値を24としたときの割合の表し方です。
100%=24なので、純度がほぼ100%の純金は24金と表します。

日本では、K(カラット)という単位を用いて、24金を「K24」と表記するのが一般的です。

それぞれの刻印と純度については、以下の表をご確認ください。

②千分率
→1000分率とは、全体の値を1000としたときの割合の表し方です。
金の純度表示として世界的に使われています。

日本でも、造幣局によって品位証明を受けた金製品には、純度が1000分率で刻印されます。

24分率と1000分率がどのように対応しているかは、下記の表を参考にしてください。

注意が必要な刻印

「K18」のようなよく見る表記と違い「18K」といったふうに、
Kが数字のあとに回っているもの「あとK」と呼ぶことがありますひらめき電球

そもそもこの「K」は金の純度を示す『カラット(Karat)』の頭文字。

ですので、「K」が後についていようと前についていようと、
基本的には18金=純度75%の金を指す記号になります。

ところがここで注意しておきたいのがあとKの製品は海外で作られた製品が多いです。
海外は日本よりも配合率の基準がしっかり整えられておりません。
なので刻印より実際の純度が低い可能性が高いため、注意が必要です!

金の割合

ここでは、よくジュエリーに使われている5種類の金の割合と特徴についてご紹介いたします!

1.K24(純金)
・24K・24金は、純金率99.99%を表す種類で、ほとんど純金です。
ほかの純度と比較して柔らかく傷つきやすい傾向があるため、
アクセサリーとしての製造には適しておらず、
コインやインゴッドなど資産価値がある商品へと加工されます。

一方で24金・K24は変色や腐食が発生しにくく、
いつまで経っても金の輝きが劣ることはない事が特徴です。

2.K22
・22金・22Kは、純金が91.7%で混合物は8.3%で構成されている種類です。
K24と比較して硬く加工がしやすい特徴があるので、
海外ではアクセサリーとして流通している国も存在しています。

3.K18
・おそらく皆様が一番聞きなじみのある金属!18金!

18金・K18は、純金が75%と混合物が25%を占めている種類です。
日常生活で使用し続けていても支障がないほどの強度を誇っているため、
百貨店で販売されている宝石によく活用されています。

また、K18にはホワイトゴールドやピンクゴールドなど幅広いカラーを取り揃えているので、
カラーバリュエーションを楽しめるのも魅力の1つです。


4.K14
・14金・K14は、純金が58.5%で混合物が銀やパラジウムなどの41.5%で構成されています。
耐久力が高い特徴を兼ね備えているので、文房具に加工される場合があります。

ただ、金の含有率が低いため金商品特有の色味が薄れてしまい、変色しやすいのが難点。

5.K10
・10金・K10は、純金42%で混合物が58%です。

ほかの種類と比較して純金の含有率が低いため、
軽やかで鮮やかな色合いとして好まれる傾向があります。
しかし、K10は資産的な価値が低く、金属アレルギーを起こしやすくなっている素材でもあります。

どの素材もジュエリーにもよく使われている素材なので、
覚えておいて損はないかもしれませんね!

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K21.612,322円/gPt9004,397円/g
K2011,453円/gPt8504,137円/g
K1810,512円/g
K147,762円/g
K105,330円/g
K94,722円/g銀歯1,000円/g

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